■野球YouTuber「ミノルマン」が伝える“詰まる打撃”の効果的修正法

 

　独自の技術論が子どもからプロまで幅広い層に人気の、野球YouTuberの「ミノルマン」こと廣畑実氏によるバッティングドリル。今回のテーマは「詰まらない打ち方」だ。動画では、それを習得する練習方法として「振り出すタイミングで声を出す」ことを推奨。笑顔で「これ初耳ですよね」と語りかけ、それが効果的な理由もわかりやすく説明している。

 

「タイミングをとることが、すごい上手な方でも、野球っていうのは、詰まってしまうことが、多々あるんですよね」。廣畑氏はそう言って、小中学生の多くに見られる課題「詰まる打撃」が起きる原因として「振り出していく瞬間が、わからない選手が多いからです」と指摘した。その上で伝授するのが「声」を使った修正法だ。

 

　廣畑氏はその一例として「プロ野球選手がインパクトの時に”フッ”と言ったり、声を出して打つのをよく目にすると思います」と話す。だが、それをただ真似るだけではマイナス面もあるとのこと。「そこだけを見てしまうと、小中学生の選手たちは、詰まって打ってしまったりとか、前で打ってしまったりとか、いろんな幅ができてしまうんです」。

 

【小中学生必見】大阪桐蔭元主将が伝授…“声”を使って習得する「詰まらない打ち方」

 

　そこで勧めるのが、インパクト時ではなく、トップの位置からバットを振り出す瞬間の声出し。それによって詰まらないで打てるポイントに持っていけるという。例えば”フッ”と言ってバットを出して詰まったら、声を出すタイミングを変えてみるなど、やってみればわかるそうだ。それを廣畑氏はバット1本で、小中学生でもすぐに取り入れられるように、1つ1つ丁寧に実演しながら教えている。

 

　廣畑氏は高校野球の名門・大阪桐蔭出身。2011年の3年時には1学年下に藤浪晋太郎投手（オリオールズ）、2学年下に森友哉捕手（オリックス）らがいた中で主将を務めた。亜細亜大学、JR東海でもプレーし、現在は野球指導者としてYouTubeや野球塾で活躍中。どうしても打球が詰まる。どうしたら詰まらなくなるのか。そのベストな解消法、指導法を知りたい。そう思っている人はぜひとも、この動画を見てほしい。

 

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