どんなグラブを選べばいい? 元プロの名手が紹介…“捕球力”を高める使い方
■主に遊撃でNPB通算1288試合に出場した大引啓次さんが紹介
守備の名手は“相棒”であるグラブに独特の感性とこだわりを持っている。オリックス、日本ハム、ヤクルトで通算1288試合に出場した大引啓次さんもその一人。グラブの選び方や使い方を動画で紹介してくれた。
大引さんは操作性重視で小ぶりのグラブを好んで使用していた。周囲からは「小さい」と言われたが「僕の中では小さいという感覚はない」という。「二遊間を守っていたので、より扱いやすいグラブが望ましかったので、周りから言わせれば小さいグラブになるのかなと思います」と語る。
【野手必見】グラブは「体の一部」…元プロの名手が紹介する選び方&使い方
硬さについても、地面に置いた時に親指部分と小指部分がペタッとくっつくのはNG。柔らかすぎないグラブを「ブラブラしたら落ちるくらい」浅くはめていた。左手の掌底部分がほとんど露出していることが動画でも確認できる。
強烈な打球の勢いに負けないように、無意識にグラブを深くはめてしまう選手も少なくないが、デメリットもあるという。脱力の状態を保ちながら、捕球からスローイングまでのトータルバランスを常に意識。独特のグラブの使い方についても詳しく説明している。
ライナーや緩いゴロでは捕球位置も使い分けていた。「グラブはあくまで体の一部。通過点として扱ってあげたらいいのかなと思います」。大引さんのグラブに対するこだわりには、守備が上達するエッセンスが凝縮されている。
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