小、中学生のチームで日本一経験した12人の名将集結 5夜連続の大型イベント開幕

小、中学生のチームで日本一経験した12人の名将集結 5夜連続の大型イベント開幕

■初日は全国制覇3度の少年野球チーム&中学軟式日本一の監督登場

 

 小、中学生の野球指導や保護者必見の大型企画「日本一の指導者サミット」が開幕した。野球専門メディア「Full-Count」と野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」が連動し、日本一の経験がある指導者を集めた5夜連続のオンラインイベントを開催。初日の25日は滋賀・多賀少年野球クラブの辻正人監督、東京・上一色中の西尾弘幸監督、東京・駿台学園中の西村晴樹監督が登場した。

 

 日本一の指導者サミットには5日間で、小、中学生のカテゴリーで全国優勝の経験がある12人の監督が出演する。初日の1人目、トップバッターを務めたのは、小学生の軟式野球で3度の日本一を達成している多賀少年野球クラブの辻監督。大型イベントの見どころを熱弁した。

 

「今回出演する指導者は失敗を繰り返し、今の指導法やチーム運営に至っています。小、中学生のチーム関係者が現在直面している悩みをすでに解決しているはずです。色んな乗り越え方があるので、自分に合うところを取り入れていただけたらと思います」

 

 辻監督の後に登場したのは、ともに軟式野球で全国制覇を果たした上一色中の西尾監督と駿台学園中の西村監督。首都圏のチームが直面する悩みを解決しようと、限られた場所や時間で練習する工夫を披露した。上一色中は外野ノックをする広さがないため、ケージやネットを使って7か所の打撃スペースをつくり、打力を強化しているという。駿台学園中は週2日、グラウンドが使えない日に柔道場で走塁練習や守備の基本を強化している。

 

 両監督は視聴者の質問にも回答。指導で最も大切にしていることや、投手の育成法などを明かした。「日本一の指導者サミット」2日目の26日は、湘南クラブボーイズの田代栄次監督と青森山田リトルシニアの中條純監督が出演する。

 

(First-Pitch編集部)

 

 

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