名将が教える“魔法のスイング” 打率・飛距離を劇的に向上させる秘訣

名将が教える“魔法のスイング” 打率・飛距離を劇的に向上させる秘訣

下広志氏が解説する理想的スイング軌道の秘密

 

 予約が取れない野球塾として話題の「Be Baseball Academy」代表の下広志氏が理想的なスイング軌道を獲得するためのアプローチを解説している。今回のテーマは「スイングプレーン」。打率を高めるための理想的なスイング軌道の作り方に迫る。この技術は、肩甲骨、胸、あごの位置を意識し、合理的なトレーニングを積んで初めて効果を発揮する。

 

【参加無料】全国制覇チーム監督陣の指導法が学べる5日間!日本一の指導者サミット2025に今すぐ申込む

 

「スイングプレーン」とは、バットと胸の回転軸が90度を維持しながら動く軌道を作る技術。下氏が重視しているのは、体の構造と物理法則に基づいた指導だ。動画内では「でんでん太鼓」を例に出し、回転軸を中心にバットが90度になる性質を応用し「合理性こそが力強いスイングを生む」と強調している。

 

 トレーニング法として「ウォーターバック」と呼ばれる重りを使い、胸の回転や肩甲骨の動きを鍛える方法を紹介している。3キロほどの水が入った「ウォーターバック」を抱え、足幅は打撃フォームと同じように構える。股関節を曲げて上体をやや傾けた状態で「ウォーターバック」を左右に素早く動かす。頭を動かさず体の中心軸をブラさないこと、上体を回した際に、下になる肩を地面に向けることがポイントになる。

 

 この練習の目的としては「筋骨や胸椎、肩甲骨がどのように連動するのかを分解し、視覚的に理解させる」構成となっている。また、道具がない場合にはペットボトルで代用する方法も提案され、家庭でも実践しやすい工夫が盛り込まれている点が実用的だ。

 

 体の構造に即した練習は年齢を問わず適用可能であり、指導する大人も理解が深まる内容として工夫が光る。合理的な基礎が形成できれば、子どもたちが自分自身で課題に気付き、取り組みを楽しむ力を育てるだろう。

 

関連動画

【参加無料】全国制覇チーム監督陣の指導法が学べる5日間!日本一の指導者サミット2025に今すぐ申込む

オリックス・森友哉も実践 ケガ予防、投打が飛躍的に伸びる「身体機能向上プログラム」/久米健夫

MAX155キロの指導者監修 年代別|好投手育成プログラム/NEOLAB

【米国流指導法】段階的アプローチ 「フィールディングスキル向上プログラム」/菊池タクト

140キロ超の直球を投げる技術習得「年代別・ピッチング上達ドリル」/高島誠

無料
登録