【少年野球ダイジェスト】野球センスは遺伝じゃない!専門家が語る運動神経を伸ばす「黄金期」の過ごし方(’25 10/4)

【少年野球ダイジェスト】野球センスは遺伝じゃない!専門家が語る運動神経を伸ばす「黄金期」の過ごし方(’25 10/4)

本日の注目テーマは「チームを強くする指導哲学と選手の育成法」。あえて序列をつけるチーム方針から、打撃の基礎を固める練習法、そして子どもの運動神経を伸ばす秘訣まで、指導者や保護者の皆様に役立つ情報と、都大会の熱戦の模様をお届けします。

 

野球センスは遺伝じゃない!専門家が語る運動神経を伸ばす「黄金期」の過ごし方
(参考:First-Pitch - 指導法)

野球における「センス」は遺伝ではなく、9〜12歳ごろの「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期の過ごし方で大きく伸ばせることが、専門家の見解として紹介されています。この時期は神経系が最も発達するため、多様な動きを取り入れたトレーニングが有効です。特に「鬼ごっこ」のような遊びは、相手の動きを読む力や状況判断能力など、野球に必要な要素を自然と養うのに最適だとされています。指導者や保護者は答えをすぐに教えるのではなく、子どもに問いかけて考えさせる「トライアンドエラー」の機会を作ることが重要です。この時期に神経系を刺激し、主体的に考える経験を積むことが、将来の野球人生の大きな財産となります。

 

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「頑張る子が報われる」チームへ。県最弱から全国に導いた"序列"をつける指導法
(参考:First-Pitch - 指導法)

今夏の全国大会に出場した甲斐JBCは、小学3年生時点では県大会1回戦負けのチームを高学年で全国レベルに引き上げています。その根幹にあるのが、厳しいチーム内競争です。平日のフリー打撃は試合出場の可能性がある選手に限られ、さらに序列によって練習時間が変わります。中込監督は「平等は組織を発展させない。努力した選手が成果を出す仕組みが必要」という考えのもと、保護者にも説明を重ねてきました。フリー打撃に入れない選手は守備に就きますが、監督は打者以上に守備を注視しており、ここでのプレーが打撃練習参加のチャンスにも繋がります。この競争心が、個とチームを成長させる原動力となっています。

 

体が開くペッパーはNG?全国優勝3度の強豪が実践する「インサイドアウト」習得法
(参考:First-Pitch - バッティング)

全国大会優勝3度を誇る京葉ボーイズでは、基本練習であるペッパー(トス打撃)を単なるウォーミングアップではなく、打撃技術の土台作りと位置付けています。関口勝己監督が指導する正しいペッパーは、ステップする足をライン上に乗せ、バットをボールの軌道に直角に出していくのがポイント。体が正面を向いてしまったり、トップハンドが下を向いたりするのはNGです。へその前でボールを捉えることで最も力が入る点を意識させ、実戦と同じ感覚でバットを振ることを重視しています。この丁寧な基本練習の積み重ねが、選手の高い打撃スキルを育んでいます。

 

都大会で波乱の展開!昨年の4年生王者が敗退、ベスト8が出揃う
(参考:学童野球メディア)

東京都新人戦は2・3回戦が行われ、ベスト8が決定しました。3回戦では、深川ジャイアンツ(江東)が昨年の4年生都大会王者である用賀ベアーズ(世田谷)と対戦。最終回に4点差を追いつき、タイブレークの末に9-8で劇的な逆転勝利を収めました。一方、ヤングパワーズ(墨田)は、主砲の間中大暉選手を2番に置く打順変更が功を奏し、都大会常連の強豪を相手に2試合連続で2桁得点を記録。快進撃を続け8強入りを果たしました。大会2連覇中の船橋フェニックス(世田谷)らも勝ち進み、準々決勝以降の戦いが注目されます。

 

編集部のコメント
チーム全体の底上げと、個々の才能を最大限に引き出すためのヒントが詰まっていますね。

 

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