【少年野球ダイジェスト】四球OKの投手育成論!強豪チームに学ぶ「将来を見据えた指導法」(’25 10/3)

【少年野球ダイジェスト】四球OKの投手育成論!強豪チームに学ぶ「将来を見据えた指導法」(’25 10/3)

本日の注目テーマは「将来を見据えた選手育成」。全国トップクラスのチームが実践する投打の練習法から、捕手の基礎技術まで、選手の可能性を広げる指導のヒントをお届けします。

 

小6で110キロ育成の秘訣は「四球OK」。将来性重視の投手育成論
(参考:First-Pitch - ピッチング)

今夏の全国大会に出場経験した山梨・甲斐JBCでは、将来を見据えた投手育成が行われています。中込裕貴監督は、小学生の段階では制球力よりも「全力で腕を振る」ことを重視。試合では「四球は何個出してもよい」と伝え、目一杯腕を振ることを求めています。細かいコントロールは中学・高校で身につければよく、今は将来140〜150キロを投げるための土台作りが肝心だと考え指導しています。この方針のもとで、実際に小6で110キロを超える投手も育っています。指導者の先のステージを見据えたアプローチが、子どもたちの可能性を広げています。

 

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ボールが怖くなくなる!プロも師事するキャッチングコーディネーターが教える捕球ドリル
(参考:First-Pitch - ディフェンス)

2024年のソフトバンク春季キャンプでも指導した実績を持つ緑川大陸氏が、捕手のキャッチング向上ドリルを紹介しています。投手からの信頼を得るには安定した捕球技術が不可欠ですが、特に「視線とミットの位置関係」が重要だといいます。記事では、低い姿勢でボールの軌道を下から捉える感覚を養うための「1.2.3」のリズムトレーニングを解説。この練習は、正確なタイミングで捕球する感覚を身につけ、ボールへの恐怖心を克服する効果も期待でき、将来有望な捕手を目指すための第一歩となります。

 

1日200球の猛練習。全国最多8度のVチームが明かす「小柄でも鋭いスイング」の作り方
(参考:First-Pitch - バッティング)

今夏の「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で史上最多となる8度目の全国制覇を成し遂げた長曽根ストロングス(大阪)の強さの秘訣に迫りました。強さの根幹は、圧倒的な練習量に裏打ちされた強力打線です。小柄な選手が多くても、練習では7台のマシンを使い、1キロのトレーニングバットなどを用いて1人約200球を打ち込みます。熊田耐樹総監督は「技術や理論も大事だが、数をこなさないと振る力はつかない」と語り、黙々とバットを振ることで心技体を鍛える必要性を説いています。この日々の努力が、土壇場での勝負強さと自信を生み出す源泉となっています。

 

編集部のコメント
目先の勝利だけでなく、選手の将来を見据えた長期的な視点が、真の成長を促す鍵となりそうです。

 

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