
【少年野球ダイジェスト】将来を見据えた指導が鍵!小学生野球の勝利とその先にあるもの(’25 10/2)
本日の注目テーマは「選手の将来を見据えた育成と、激闘の裏にあるドラマ」。小学生年代の野球において、目先の勝利だけでなく、その先にある成長を見据えた指導法や、全国の舞台で繰り広げられた熱戦の模様をお届けします。
・「小学生で全ては決まらない」元プロが伝える、成長が遅い子への指導法
(参考:First-Pitch - 指導法)
元プロ野球選手の筧裕次郎氏が総監督を務める「明石ボーイズジュニア」は、創部11年目で全国大会初出場を果たしました。筧総監督は、小学生時代は体の成長に差があることを踏まえ、体が小さい子やレギュラーではない子どもにも「今は我慢」と伝え、体格だけで勝負が決まらないこと、中学や高校で大きく成長する選手がいることを説いています。チームでは「当たり前のことを当たり前にできる」ことを徹底し、守備や走塁を重視。勝利は成功体験としながらも、勝利至上主義に陥らず、選手の将来を見据え、上のカテゴリーで活躍できるためのサポートを大切にする指導哲学が紹介されています。
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・捕逸を減らす新常識!「膝からつかない」ブロッキング練習法
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
プロ野球選手への指導経験も豊富なキャッチャーコーチ・緑川大陸氏が、捕手のブロッキング技術を向上させるリズムトレーニングを紹介しています。多くの選手が膝から動き出そうとするところを、緑川氏は「手が先、足が後」というリズムが重要だと解説しています。しゃがんだ状態から「1,2,3」のタイミングで地面に手をつき、「4」でカエルのように足を上げる練習を推奨しています。このドリルを繰り返すことで俊敏性が増し、手からリードする動きが身につき、ショートバウンドなどへの対応力が格段に向上するとしています。
・未来のスター候補が集結!ロッテジュニア、約800人から選ばれた16人が決定
(参考:First-Pitch - 注目チーム)
12月に開催される「NPBジュニアトーナメント」に出場する「千葉ロッテマリーンズジュニア」のメンバー16人が発表されました。約800人の小学6年生の中から選ばれた精鋭です。同チームは過去にソフトバンクの近藤健介選手をはじめ、多くのドラフト1位選手を輩出しています。2年ぶりに監督に復帰した球団OBの小林宏之氏は「周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、2度目の優勝を目指して挑戦していきます」とコメント。15年ぶりの優勝を目指し、チーム一丸で大会に臨みます。
・先頭打者弾に満塁弾!多賀少年野球クラブが強さを見せつけ準決勝へ
(参考:学童野球メディア)
全日本学童軟式野球大会の準々決勝で、多賀少年野球クラブ(滋賀)が大龍ビッグドラゴンズ(鹿児島)を9-3で下しました。多賀は里見選手の先頭打者本塁打で勢いに乗ると、4回には救援登板していた高井選手が自らダメ押しの満塁本塁打を放ち、試合を決定づけました。敗れた大龍も、最後まで積極的な強攻策を貫く"薩摩隼人"らしい戦いぶりを見せました。また、ベンチから大声でチームを支え続けた6年生、七夕選手の存在がチームの結束力を高めていたというエピソードも紹介されています。
編集部のコメント
目先の勝利だけでなく、選手の将来を見据えた指導や、仲間のために声をからす選手の存在が、チームを本当の意味で強くするのだと感じさせられます。
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