
【少年野球ダイジェスト】アウトコース攻略のヒントは「足元の動き」 名伯楽が坂本勇人に伝授した練習法(’25 9/25)
本日の注目テーマは「元プロが教える少年野球上達のヒント」。守備、打撃、走塁といった各分野の専門家が語る、技術向上のための実践的なアドバイスをお届けします。
・外角の投球への対応のヒントは「足元の動き」 名伯楽が坂本勇人に伝授した練習法
(参考:First-Pitch - バッティング)
広島と巨人でコーチを務めた内田順三氏が、若手時代にスランプに陥っていた坂本勇人選手に伝授した打撃練習法を紹介しています。アウトコースのボールを打つ際、前足のつま先が浮いてしまい力が伝わらない点を改善するため、かかとにゴルフボールを置いてティー打撃を行う練習法に取り組みました。この練習により、インパクト時の体重移動がスムーズになり、スイングが安定した結果、坂本選手はセンターから逆方向へのヒットやホームランを増やせるようになったと語ります。この練習は自宅でも簡単に取り組め、小学校低学年の子どもでも実践できるそうです。
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・捕球で力を抜き、打撃では親指を意識する。元プロが教える"脱力"の技術
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
ダイエー・ソフトバンクやMLBで活躍した名手・川崎宗則氏が、埼玉県春日部市で行われた小学生向けの野球教室で"捕球のコツ"として「グーパー」の動きを推奨しました。これは、グラブをはめる捕球側の手に力が入ることで動きが硬くなるのを防ぐための脱力方法です。右投げの場合、グラブをはめた左手に力が入ると、投げる側の右手も連動して硬くなるため、両手で「グーパー」の動きを繰り返すことで、自然と力みが解消されると語ります。
・飛距離を20%アップ!世界一の捕手が教える「親指」と「腰」の使い方
(参考:First-Pitch - バッティング)
元ロッテの里崎智也氏が野球教室で、打撃の飛距離を伸ばすコツを解説しました。下半身の使い方で最も重要視したのは「両足の親指」です。打撃時に両足の親指を地面につけたままスイングすることで、地面からの力が効率良くバットに伝わり、飛距離が伸びると説明しています。次に重要なのが腰の動きで、特に右打者なら右腰、左打者なら左腰を「しっかり回す」ことを意識すると、バットが体から離れず理想的な軌道でスイングできると語りました。さらに顔の動きにも注目し、中堅方向を向いたままスイングすることで、広角に打ち分けることもできると力説しました。
・「けん制が怖い」を克服する。盗塁成功率を高める3つの視点
(参考:First-Pitch - ランニング)
盗塁の成功率を高めるための技術と意識改革について、専門家が解説しています。プロトレーナーの安福一貴氏は、盗塁の基本を「スタート、スピード、スライディングの3S」とし、特にけん制でアウトにならないリードとスタートの重要性を強調。走る方向にスムーズにターンするため、右足を1足分後ろに置く構えを推奨しています。また、巨人の鈴木尚広コーチは、けん制への恐怖心を克服するため、あえて投手の距離を縮めてけん制球を投げさせ、緊張感を体感させる練習法を紹介しました。ランニングトレーナーの村田和哉氏は、盗塁のスタート姿勢は垂直跳びの寸前の形が理想とし、膝を前に出すのではなく「お尻を後ろに出すように意識」することが重要だと語っています。
編集部のコメント
技術を向上させるには、感覚だけでなく、体の使い方や意識を変えることが大切です。今日からできる小さな工夫を試してみてはいかがでしょうか。
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