【少年野球ダイジェスト】野球の基本動作が変わる!幼少期から始めるべき「胸郭」トレーニング(’25 9/21)

【少年野球ダイジェスト】野球の基本動作が変わる!幼少期から始めるべき「胸郭」トレーニング(’25 9/21)

本日の注目テーマは「選手のパフォーマンス向上と怪我予防」。球速アップや送球の正確性を高めるための、科学的根拠に基づいた体の使い方や指導法をお届けします。

 

・野球の基本動作が変わる!幼少期から始めるべき「胸郭」トレーニング
(参考:First-Pitch - トレーニング

打撃や守備、投球といった基本動作のパフォーマンス向上には、胸郭の柔軟性が大きく関わってきます。小学生は特に胸郭の硬さが原因で投球フォームが崩れたり、バットを振り切れなかったりする傾向があります。今回は約20校の野球部をサポートするトレーニングコーチの塩多雅矢さんが、幼少期から取り入れられる「アラウンドボディ」というエクササイズを紹介しています。これは両手を組んで上体を回旋させるシンプルな動きで、手の高さをキープすることが重要です。継続することで投球のフォロースルーがスムーズになり、打撃では体の回転が良くなって飛距離アップにつながるといいます。

 

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・球速アップの鍵は「肩甲骨」にあり。一流コーチが教えるコンディショニング
(参考:First-Pitch - ピッチング

多くの投手が目指す球速アップには、腕力に頼るのではなく、体の構造を理解したアプローチが重要です。取手リトルシニアの石崎学監督や元独立リーガーの長坂秀樹氏らは、特に「肩甲骨」の柔軟性の重要性を指摘しています。肩甲骨の可動域を広げることで、球速向上と怪我予防の両方に効果が期待できます。記事では、ブルペンでの投球後に行う棒を使ったコンディショニングや、両肘を胸の前で回すドリルなど、自宅でもできる具体的な練習メニューが紹介されています。また、元プロ注目投手の松本憲明さんは、リリース時に肘が前に出る投げ方は肩甲骨が開いてしまい、怪我のリスクを高めるとして、肩甲骨の内側への寄せを意識したフォームの重要性を伝えています。

 

・世界一の捕手が伝授!「コントロールが40%良くなる」送球の極意
(参考:First-Pitch - ディフェンス

元プロ野球選手で、WBCの初代王者にも貢献した里崎智也氏が、女子小学生向けの野球教室で送球の基本を指導しました。里崎氏は、素早い送球には「足の速い動き」と「ミットを持つ手の肘の位置」が重要だと説いています。特に、ミットを持つ左手の肘を肩と平行の位置まで上げることが、力強く正確な送球に繋がると強調。肘が上がっていない選手はコントロールが悪くなるため、この動きを意識することで正確性が40%向上すると力説しました。練習方法としては、いきなり座って投げるのではなく、立った状態から段階的に練習していくことで、体の使い方がスムーズに身につくことが推奨されています。

 

編集部のコメント
野球のパフォーマンスは、特定の部位の筋力だけでなく、体全体の連動性や柔軟性によって大きく左右されます。選手の成長をサポートするために、基本的な体の使い方を再確認し、日々の練習に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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