【少年野球ダイジェスト】強豪チームに学ぶ!低学年から始めるゴロ捕球の指導術(’25 9/18)

【少年野球ダイジェスト】強豪チームに学ぶ!低学年から始めるゴロ捕球の指導術(’25 9/18)

本日の注目テーマは「指導と選手育成の新常識」。情報化社会における選手との向き合い方から、身体の使い方、基礎練習の工夫、そして全国大会での熱戦まで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。

 

・強豪チームに学ぶ!低学年から始めるゴロ捕球の指導術

(参考:First-Pitch - ディフェンス

野球を始めたばかりの低学年の選手が直面するゴロ捕球の課題に対し、全国レベルの強豪チームが実践している指導法が紹介されています。新家スターズ(大阪)は、もも上げ運動の後にゴロを捕球させることで、突っ込む勢いを制御し、体の切り替えを覚えさせています。守山ボーイズ(愛知)は、グラウンドに描いた三角形に沿ってステップを踏む練習で、足の運びを視覚的に理解させます。また、吉川ウイングス(埼玉)は、まず止まったボールを捕る練習から始め、ボールへの恐怖心を取り除く工夫をしています。どのチームも基本動作の反復練習に目的を持たせ、選手が理解しやすいよう工夫することで、確実な捕球技術を身につけさせています。

 

【参加無料】全国制覇チーム監督陣の指導法が学べる5日間!日本一の指導者サミット2025に今すぐ申込む

 

・元プロコーチが語る「7つの指針」と現代っ子への接し方

(参考:First-Pitch - 指導法

福岡ソフトバンクホークスジュニアの若林隆信コーチが、現代の小学生の特徴と指導のポイントについて語っています。若林コーチは、YouTubeなどで野球の知識が豊富な現代っ子を指導する上で、選手の意図に指導者が気づき、その考えを「否定しない」ことが重要だと述べています。選手の自主性を尊重し、「サポートする」という考えに基づき、指導者自身も常に学び続ける姿勢を持つことが、子どもたちを惹きつける説得力になるといいます。また、球団が掲げる7つの育成方針「ホークスメソッド」を毎朝確認し、選手一人ひとりに寄り添う指導を実践していることも紹介されています。

 

・"伸び上がる"打撃フォームを改善!体を整える「逆スクワット」トレーニング

(参考:First-Pitch - バッティング

打撃や投球時に体が伸び上がってしまうという悩みを解消するため、トレーニングコーチの塩多雅矢氏が「逆スクワット」というトレーニングを推奨しています。これは長座の姿勢で足首を固定し、上体を足首に向かって引き寄せるというもの。脛や腿の付け根を刺激することで、打撃や投球で体重移動を行う際に、地面に足をしっかりつけて力を伝える感覚を養うことを目的としています。このトレーニングで「地に足がつく感覚」が身につけば、スイング時の踏み込みや軸足の使い方が改善され、パフォーマンス向上につながると解説されています。

 

・全国大会での再戦。壮行試合を越える投手戦を制したのはどちらのチームか

(参考:学童野球メディア

全国大会出場を前に壮行試合を行った北名古屋ドリームス(愛知)と伊勢田ファイターズ(京都)が、"本番"である「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」の3回戦で再戦しました。試合は両チームの投手が粘り強く投げ合う投手戦となり、0対0で迎えた4回裏、伊勢田が四球とバントで得たチャンスから、佐藤駿選手のタイムリーヒットで先制点を奪います。伊勢田はその後も相手打線を無安打に抑え、1対0の接戦を制しベスト8進出を決めました。伊勢田の幸智之監督は、大会直前の練習試合で交流があった北名古屋との対戦を振り返り、今後も一戦ずつ大切に戦っていきたいと語っています。

 

編集部のコメント

時代の変化に合わせて、指導者自身が学び続ける姿勢を持つことが、子どもたちの成長を支える鍵となるでしょう。

 

関連動画

【参加無料】全国制覇チーム監督陣の指導法が学べる5日間!日本一の指導者サミット2025に今すぐ申込む

オリックス・森友哉も実践 ケガ予防、投打が飛躍的に伸びる「身体機能向上プログラム」/久米健夫

MAX155キロの指導者監修 年代別|好投手育成プログラム/NEOLAB

【米国流指導法】段階的アプローチ 「フィールディングスキル向上プログラム」/菊池タクト

140キロ超の直球を投げる技術習得「年代別・ピッチング上達ドリル」/高島誠

無料
登録