
【少年野球ダイジェスト】走力を伸ばす「最初の5歩」の秘密、日本一チームが実践する3点強化(’25 9/16)
本日の注目テーマは「走力と守備力の向上」。日本一に輝いた指導者やプロ野球ジュニアチームのコーチが語る、選手を育てるための技術と哲学に迫ります。
・走力アップの鍵は「最初の5歩」にあり。日本一監督が説く"3点強化"
(参考:First-Pitch - ランニング)
中学硬式野球ポニーリーグで日本一に輝いた高崎中央ポニーの倉俣徹監督は、塁間の走塁は「最初の5歩」がタイム短縮の鍵だと力説しています。監督は、走力アップのために「太もも」「お尻」「ふくらはぎ」の抗重力筋と呼ばれる3点の強化を重視。これらの筋肉でいかに力強く地面を押せるかが重要だと説明しています。また、腕の振りが脚の力7割、腕の振り3割の割合で走力に影響すると語り、しっかり腕を振ることを指導しています。塁間のタイム目標を学年別に設定し、高校レベルを意識した実戦的な練習を行うことで、走力を攻撃の強みに変えてチームを勝利に導きました。
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・守備力向上へ「歩く動作」から見直す!ホークスJr.実践のゴロ捕球ドリル
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
NPBジュニアトーナメントで連覇を狙う福岡ソフトバンクホークスジュニアの若林隆信コーチは、守備力向上のためには「歩く動作」を見直すことが重要だと語ります。人間が必ず行う体重移動の動作であるウオーキングを、守備の動きの延長線上にあるものとして捉え、歩きながらゴロを捕球する「ウオーキングキャッチ」というドリルを推奨しています。この練習を通じて、できるだけ自然な体の動きで体重移動の感覚を覚えることが目的です。また、フライ捕球が苦手な子どもが増えている現状に対し、恐怖心をなくすために、柔らかいボールでグラブに当ててカゴに落とす練習から始めることを勧めています。
編集部のコメント
技術を磨くことはもちろん大切ですが、まずは土台となる基本動作から見直してみることが、選手を大きく成長させるきっかけになるかもしれません。
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