
【少年野球ダイジェスト】キャッチボールの精度を高める「踏み出し足」の重要性(’25 9/7)
本日の注目テーマは「次世代を担う選手の育成と、その成長を支える指導法」。体格差を乗り越えるための技術や、体づくりの重要性、そして才能を最大限に引き出す指導のあり方まで、少年野球の保護者や指導者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・キャッチボールの精度を高める「踏み出し足」の重要性
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
ソフトバンクでスキルコーチを務める菊池タクトさんが、キャッチボールの精度を高める方法として「踏み出し足」の重要性を解説しています。特に、ステップの際に投げる方向へつま先と膝が真っすぐ向くよう、かかとから着地する「ステップインドリル」を推奨。これにより、上半身との連動が生まれ、安定した送球が可能になります。また、投げ終わった際に体が一塁側に(左投げは三塁側に)流れる動きは、踏み出し足が支点となり体が回転した証拠であり、気にしなくても良いとアドバイス。この指導法は、下半身の使い方を習得することで、より強く正確な送球を手に入れることを目的としています。
・【動画】今すぐ確認!米国式送球上達プログラム|グラブスイングドリル
・中学日本一決定戦で"三刀流"遊撃手が魅せた食生活
(参考:First-Pitch - 食事)
中学硬式野球の全国大会「3rdエイジェックカップ」で準優勝を果たしたオール岡山ヤングの井澤佑馬選手(3年)が、その活躍の背景にある食生活について語っています。中学入学時に163cm、50kgだった体重は、2年半で24kg増の173cm、74kgに。この大幅な増量は、ササミなどタンパク質を多めに取ることを心がけ、練習後にはプロテインを摂取するなど、食事への意識を変えたことが要因です。体が大きくなったことで「打球が飛ぶようになった実感がある」と語る井澤選手は、投手としても巧みな投球術で強豪を撃破するなど、投打守の"三刀流"としてチームの躍進を支えました。
・夏の全国でベールを脱いだ剛球右腕。守打走も"スーパー"な逸材
(参考:学童野球メディア)
「全日本学童大会マクドナルド・トーナメント」に初出場した木屋瀬バンブーズ(福岡)の石井爽介選手(6年)が、その並外れた身体能力で注目を集めました。身長167cm、体重59kgの体格から最速118kmを投げる剛球右腕は、全国の舞台で「守・打・走」全てにおいて突出したパフォーマンスを披露。脚力は、本人いわく「50m走7秒1」という速さで、外野守備でもワンバウンド送球で打者走者を刺すなど、高い能力を見せつけました。また、野球の土台となったのは、就学前から始めた柔術で培われた体幹の強さだと紹介されています。その才能は、福岡ソフトバンクホークスジュニアへの内定という形で評価されています。
編集部のコメント
技術を磨くだけでなく、体作りや柔軟な発想、そして人間的な成長が、子どもの才能を大きく花開かせる鍵となります。
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