
【少年野球ダイジェスト】キャッチボール上達の鍵はテークバックにあり!送球に力が伝わる練習術(’25 9/5)
本日の注目テーマは「指導と成長の新しいカタチ」。トップダウン指導から脱却したチームの成功事例、選手に必要な栄養学、そして技術向上に役立つ練習法まで、少年野球の保護者・指導者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・キャッチボール上達の鍵はテークバックにあり!送球に力が伝わる練習術
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
ソフトバンクのスキルコーチを務める菊池タクト氏が、キャッチボール上達のためのテークバック練習法を紹介しています。テークバックが上手くいかない原因の一つとして、「肘が自分の背中側に入ってしまう」ことが挙げられています。この問題点を改善するため、ゴムチューブを使って正しいテークバックを体に覚えさせるドリルが推奨されています。チューブを引っ張った際に、肘が胸から離れた場所で「L字型」になるのが理想的なテークバックで、この動作を反復することでボールに力が伝わるフォームが身につき、肩肘の怪我予防にもつながると解説されています。菊池氏は、送球を安定させるためには野手でもテークバックを大きく取ることが大事だとアドバイスを送っています。
・【無料動画】今すぐ確認編!小中学生によくある「投げ方の課題集」
・中学生に顕著に足りていない栄養素とは?成長を促す食事のヒント
(参考:First-Pitch - 保護者向け)
中学硬式野球の大会「3rdエイジェックカップ」で栄養学セミナーが開催されました。講師を務めたNORM株式会社の岩垣壮太氏は、成長期の中学生にとって「運動・食事・睡眠」が重要だと説きました。食事では、肉や魚、卵などに含まれるタンパク質を「体重×2グラム」を目安に摂取することや、ビタミンを一緒に摂ることでタンパク質の吸収率が上がることが解説されました。特に成長期は栄養が体の成長に優先されるため、鉄分が不足しやすく、血液検査でもその傾向が顕著に出るそうです。鉄分不足は投手の「息切れ」や「疲労回復」に影響を及ぼし、ほうれん草を5束食べるほどの量が必要なため、サプリメントの活用も有効と推奨されました。
・「イエスマン」を育てない指導法。選手と対等な関係を築く意義
(参考:First-Pitch - 指導方法)
元JR北海道野球部監督の狐塚賢浩氏が、選手と対等な関係を築く指導哲学について語っています。狐塚氏は、一方的なトップダウン型の指導は「人の意見を聞かないのは損」であり、監督と選手が「戦う」関係になることを避けるべきだと指摘しています。選手が「打てない」と感じた際に、正直に申告するような空気を作ると、中心選手が自ら交代を申し出たエピソードが紹介されています。狐塚氏は、虚勢を張るよりもチームのためを思って行動できる選手こそが大切だと考え、こうした指導法が選手に自分で考えて行動する能力を育むと述べています。「指導者が言ったことに『はい』と答える人間を作るのが本当の指導ではない」という言葉は、技術向上だけでなく、人間形成を目指す上での指導者のあり方を問いかけています。
・約400人から選ばれた逸材たち!「巨人ジュニア」メンバーが決定
(参考:First-Pitch - 注目チーム)
プロ野球「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」に出場する「読売ジャイアンツジュニア」のメンバー16人が発表されました。東京都を中心に約400人の小学6年生が応募し、3度の選考会を経て選ばれた選手たちです。和泉少年野球チームの木村慎太郎投手は、最速117キロを誇るだけでなく、捕手や内野もこなす三刀流の選手として紹介されています。ジャイアンツジュニアは、2012年から2014年にかけて3連覇を達成しており、過去には巨人・オコエ瑠偉外野手ら多くのプロ野球選手を輩出しています。チームは、大森剛氏が代表、西村健太朗氏が監督を務め、11年ぶりの優勝を目指し、9月13日から活動を開始する予定です。
編集部のコメント
指導者が選手と対話し、栄養や体の動かし方といった知識を共有することで、選手は自ら成長する力を身につけられます。
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