【少年野球ダイジェスト】キャッチボールを疎かにしない!正しいフォームを体に覚えさせる練習法(’25 9/3)

【少年野球ダイジェスト】キャッチボールを疎かにしない!正しいフォームを体に覚えさせる練習法(’25 9/3)

本日の注目テーマは「指導者の役割と新しいチーム運営の形」。時代とともに変化する少年野球の現場で、監督が抱える苦悩や、勝利と選手の成長を両立させるためのヒントをお届けします。

 

・キャッチボールを疎かにしない!正しいフォームを体に覚えさせる練習法
(参考:First-Pitch - ディフェンス

野球の練習で軽視されがちな「キャッチボール」の重要性が、ソフトバンクのスキルコーチ、菊池タクト氏によって語られています。菊池氏は、安定したリリース位置を習得するために、重いサンドボールを使った「ビハインドスロー」というトレーニングを推奨。この練習法では、正しい「Lポジション」から胸を使い、腕を伸ばして投げる感覚を体に覚えさせることができ、肩や肘を痛めにくい正しいフォームを身につけることができると説明しています。

 

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・全員野球を実現する「スペシャリスト方式」!初心者も活躍できるチーム作り
(参考:First-Pitch - 指導法

茨城の学童軟式野球大会で、6年生から野球を始めた選手が代打で2点タイムリーを放ちました。これは谷田部ジュニアスターズの村下峰夫監督が掲げる「一人ひとりを輝かせる」指導の成果です。監督は、レギュラーを固定せず、選手の得意なことを見つけて代走や代打などで起用する「スペシャリスト方式」を採用。この指導法は、全員に試合出場のチャンスを与えることで、チーム全員が「みんなで勝った」という気持ちを味わえるようにすることを目的としています。

 

・強豪チームが活動終了。「昭和式運営」に限界を感じた監督の苦悩
(参考:First-Pitch - 指導法

中学硬式野球の強豪「北摂リトルシニア」が、2026年をもって活動を終了する。後藤能己監督は指導法やチーム運営が「時代に合わない」と活動継続の難しさを語っています。「昭和の野球」を志向する自身の指導と、少子化や保護者の負担軽減を求める世間の風潮とのギャップに苦悩し、「もう続けるのはしんどい」と本音を漏らしました。主将の藤本陽向選手は、厳しい指導を信じてついてきて良かったと感謝を述べ、試合後には対戦相手を称える姿を見せるなど、後藤監督の指導を通じて人間的な成長を遂げている様子が伝えられています。

 

・ボーイズリーグの"オールスター戦"は東北中央選抜が優勝
(参考:First-Pitch - 注目チーム

ボーイズリーグの「UI銀行杯 日本少年野球 東日本報知オールスター戦」が、8月30日・31日に開催され、中学生の部では「東北中央選抜」が優勝しました。連覇を狙う千葉選抜を相手に、1点を追う展開から逆転に成功。先発の木村晴斗投手が2失点完投の力投を見せ、粘る相手を振り切りました。この大会は中学3年生にとって最後の公式戦であり、最優秀選手には東北中央選抜の関本善太朗選手が選出されています。

 

編集部のコメント
時代とともに指導方法も変化していますが、選手の成長を一番に考える姿勢はいつの時代も変わらない大切なことですね。

 

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