
【少年野球ダイジェスト】積極的な打撃が道を拓く!次世代を育む指導者の視点と技術論(’25 9/1)
本日の注目テーマは「次世代の選手を育むための視点」。最新の指導法から、実戦で活きる技術、そして勝敗を超えた学びまで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・甲子園経験者が語る「追い込まれる前に打つ」積極打法が活路を拓く
(参考:First-Pitch - バッティング)
「第19回全日本中学野球選手権 ジャイアンツカップ」で4強入りを果たした中野リトルシニア(長野)の指導法が紹介されています。同チームを率いる高橋昭二監督は、自身の現役時代の甲子園や都市対抗野球での経験から、トーナメントの苦しい局面でこそ「追い込まれる前に打っていく気持ち」が重要だと選手に指導しています。積極的な打撃が活発な打線を生み出し、ジャイアンツカップでは4試合のうち2試合で2桁安打を記録するなどの躍進に繋がりました。
・【動画で確認】全年代共通!WEEK-8 コース別スイング習得ドリル
・慶大生が提唱する「一塁ベースは手前側を踏む」の新常識
(参考:First-Pitch - ランニング)
慶應義塾大学野球部の学生が群馬県の中学生を対象に行った野球教室の内容です。特に、一塁ベースの駆け抜け方に関して「捻挫のリスクを減らし、審判の判定を明確にする」という観点から、ベースの真ん中より手前側を踏むという新しい視点を指導しました。また、一塁から二塁へのオーバーランでは、勢いを効率よく変換するためベースの側面を踏むことが推奨されています。実戦で役立つ具体的な技術指導が、中学生に多くの学びをもたらしました。
・全日本学童大会の2回戦、元王者を制したタレント軍団の勝因
(参考:学童野球メディア)
全日本学童大会の2回戦、常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)と豊上ジュニアーズ(千葉)の対戦をレポートした記事です。試合は豊上が接戦をものにして勝利。髙野監督は「こういう相手に接戦で勝てたのは大きい」と語っています。豊上は主将の神林駿采選手の決勝ソロで勝利を収めました。一方、常磐は奥山煌都投手という「隠し球」の先発投手の好投で豊上打線を抑え込み、試合を緊迫した展開に持ち込みました。
編集部のコメント
技術や戦術の「新しい常識」に目を向けることで、日々の練習や試合に対する視野が広がり、子供たちの成長に繋がるヒントが見つかります。
関連動画
・オリックス・森友哉も実践 ケガ予防、投打が飛躍的に伸びる「身体機能向上プログラム」/久米健夫
・MAX155キロの指導者監修 年代別|好投手育成プログラム/NEOLAB