
【少年野球ダイジェスト】初心者も夢中で“投球動作”が上達。プロが伝える「的当て」の相乗効果(’25 8/30)
本日の注目テーマは「指導者の視点と選手の成長」。中学硬式野球の全国大会を制したチームの軌跡から、初心者が上達するための技術指導まで、少年野球に関わる皆様に役立つ情報をお届けします。
・初心者も夢中で"投球動作"が上達。プロが伝える「的当て」の相乗効果
(参考:First-Pitch - ピッチング)
初心者向けに、楽しみながら投球動作を習得できる方法が紹介されています。ソフトバンクが主催した「九州スポーツキッズキャラバン」のイベントでは、ストラックアウトが実施され、子どもたちがゲーム感覚で的を狙うことに夢中になりました。元プロ野球選手の和田毅さんも参加したこのイベントでは、子どもたちが「狙いすぎず」「投げること」に集中できる環境が提供され、楽しみながら自然と投球動作が身につく様子が伝えられています。記事では、遊びの要素を取り入れた練習が、子どもたちの運動能力と野球への興味を引き出す有効な手段であることが示されています。
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・東海中央ボーイズが中学硬式"真の日本一"に。5団体の頂点を掴んだ激闘
(参考:First-Pitch - 注目チーム)
中学硬式野球5団体の王者が集う「中学硬式"真の日本一"決定戦」で、東海中央ボーイズがオール岡山ヤングを破り、初優勝を飾りました。東海中央は序盤の猛攻で試合の主導権を握り、その後も着実に得点を重ねて勝利を掴みました。敗れたオール岡山はヤングリーグ勢で初の決勝進出も一歩及ばず。高橋貫寛監督は「守りは予定通りでしたけど、送りバントが決められず、あと1本が出ませんでした」と悔しさをにじませました。この大会は、各団体のトップチームが集うことで、スポーツ科学の活用など新たな試みも行われ、注目を集めました。
・途中交代の選手と"笑顔で対話"。元首位打者が求め続けた「姿勢」
8月上旬に行われた「エイジェックカップ第53回日本リトルシニア日本選手権」で8強入りした東北楽天シニアの土谷鉄平監督が、試合中の選手とのコミュニケーションについて語っています。現役時代に首位打者を獲得した土谷監督は就任以降、野球に取り組む重要性を選手に説いてきました。この日も試合中にミスをした選手が交代となった際、ベンチで笑顔を交えながら対話する姿が見られました。土谷監督は「神宮での試合ですし、彼にとって忘れられない試合になったと思います」と振り返りました。指導者が選手の感情に寄り添い、次の成長へつなげる姿勢が、チームの強さの背景にあることがわかります。
・フライは「顔の前で捕れ」は間違い?初心者にお勧めのグラブの"位置と向き"
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
元プロ野球選手でゴールデングラブ賞を4度受賞した坂口智隆さんが、初心者向けのフライの捕球方法について解説しています。「顔の前で捕る」という従来の指導法に対し、グラブで視界を遮ることでボールへの恐怖心が生まれる可能性を指摘しています。坂口さんは、初心者はグラブを横向きにし、顔の横で捕ることを推奨しています。これにより、ボールをしっかり見ながら捕球できるため、恐怖心なくスムーズにグラブに入れる練習ができるといいます。この指導法は、特に野球を始めたばかりの子どもたちにとって、守備の基礎を築く上で有効だと考えられます。
編集部のコメント
選手の成長には、技術指導だけでなく、精神的なケアや新しい視点を取り入れる柔軟な指導者の存在が不可欠だと感じます。
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