【少年野球ダイジェスト】パスボールを激減させる!元代表捕手が明かす「予測する力」の重要性(’25 8/29)

【少年野球ダイジェスト】パスボールを激減させる!元代表捕手が明かす「予測する力」の重要性(’25 8/29)

本日の注目テーマは「次世代の選手を育む視点と新しい価値」。元プロ野球選手の技術論から、勝敗だけではない野球の醍醐味を伝える新たな取り組みまで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。

 

・パスボールを激減させる!元代表捕手が明かす「予測する力」の重要性

(参考:First-Pitch - ディフェンス

元社会人野球日本代表捕手である木南了氏が、パスボールなどのバッテリーミスをなくすための捕球技術を解説しています。木南氏は、捕手にとって最も重要なのは「予測する力」だとし、投手のリリースポイントに注目し、ボールのコースを先回りしてミットを構えることを提唱。これにより捕球時の動作を最小限に抑え、スムーズに次のプレーへ移れると述べています。また、正確な送球のためには日頃のキャッチボールから「強く低く投げる」ことを意識するよう勧めています。

 

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・負けてもノーサイド!全日本学童で始まった心温まる「試合後交流」

(参考:First-Pitch - コーチングメソッド

「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で、試合後に両チームの選手が交流する「アフターマッチファンクション(AMF)」が初めて導入されました。これはラグビーの文化を参考に、スポーツマンシップと子どもの自主性を育むことを目的としたもので、試合直後、監督やコーチの発言がない状態で選手同士がグループで話し合います。最初は敗戦のショックで泣いていた選手も、この交流を通じて相手選手と打ち解ける様子が見られ、大会関係者や指導者からも好評を博しています。

 

・元プロが教える「慌てない」外野守備!打球判断のコツは「一歩遅れて動く」

(参考:First-Pitch - ディフェンス

元プロ野球選手で、ゴールデン・グラブ賞を4度受賞した坂口智隆氏が、外野手のフライに対する打球判断のコツを解説しています。坂口氏は、打球が飛んだ瞬間にすぐに動くのではなく、一歩遅れて落ち着いて打球方向を見極めることが重要だと述べます。子どもや初心者には、ボールを使わずに指導者が手を叩いて打球音を真似し、その後に指で方向を指示する「タッチ&ゴー」という練習法を推奨。これにより、選手は打球への反応を素早くするのではなく、冷静に判断する余裕を養うことができます。

 

・真の日本一はどこだ!5つのリーグ王者が激突した中学硬式野球の熱戦

(参考:First-Pitch - 注目チーム

中学硬式野球の5つのリーグの夏の全国王者が「真の日本一」をかけて戦う「3rdエイジェックカップ 中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ」が開催されました。記事では、8月28日の模様が報じられています。ジャイアンツカップ覇者の世田谷西リトルシニアが1回戦で敗退し、オール岡山ヤング(岡山)がヤングリーグ勢として初の決勝進出を果たしました。この大会は、各リーグのトップチームが一同に会し、中学生世代の真の王者を決める重要な舞台となっています。

 

・スパルタ指導から「楽しい野球」へ!意識が変わった名監督の指導哲学

(参考:学童野球メディア

学童野球チーム、栃木ボーイズの安形弘志監督へのインタビュー記事です。かつてスパルタ指導を行っていた安形監督は、子どもたちが自ら考えてプレーや行動をすることを促す「楽しい野球」へと指導方針を転換しました。監督は、時間をかけて選手に問いかけ、答えを導き出す手助けをすることで、選手同士で教え合う文化が生まれたと語っています。この指導法が実を結び、チームは結成から4年で県大会ベスト4に進出するまでに成長しました。

 

編集部のコメント

日々の練習や試合を振り返る時、見えない工夫や意図に気づくことが、チームと子どもの成長を一段階引き上げる鍵になります。

 

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