
【少年野球ダイジェスト】「ゴムチューブ」で変わる!初心者でも身につく正確なリリース感覚(’25 8/27)
本日の注目テーマは「次世代の選手を育むための多角的な視点」。強豪チームの勝者のメンタリティから、科学に基づいた目の健康法、そして初心者向けの新練習法まで、指導者と保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・「ゴムチューブ」で変わる!初心者でも身につく正確なリリース感覚
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
トレーニングコーチの塩多雅矢氏が、野球初心者の制球力向上に効果的な「ゴムチューブ」を使った練習法を紹介しています。このドリルの目的は、単調なキャッチボールでは習得しにくい正確な送球に必要な「リリース感覚」を養うことです。ゴムチューブを折り畳んで握り、ドアノブを回すような手首の動きを繰り返すことで、手のひらの向きからリリースポイントを明確に体感できます。これにより、投げ方の安定とコントロールの向上に繋がると提案されており、シンプルながらも効果が期待できる練習法です。
・【無料動画】今すぐ確認編!小中学生によくある「投げ方の課題集」
・王者世田谷西が示す、苦境でこそ光る「守備への意識」の重要性
(参考:First-Pitch - 指導法)
中学硬式野球の強豪、世田谷西リトルシニアは、2025年ジャイアンツカップで2年ぶり4度目の優勝を飾り、年間3冠を達成しました。吉田昌弘監督は、準々決勝で一時逆転された苦境を乗り越えた要因として、選手たちが粘り強く守備に集中したことを挙げています。リードを許した時でも浮足立たず、打撃ではなく守備に意識を向ける王者のメンタリティが勝利に繋がったと強調しています。この記事は、苦しい状況でも基本に忠実にプレーし続ける姿勢が、勝利を呼び込む鍵であることを示唆しています。
・スマホ時代の新常識!野球少年を守る「30分ルール」と「屋外活動」
(参考:First-Pitch - 保護者)
スマホやタブレットの普及により、子どもの近視リスクが高まる現代において、メニコン研究員の平田ひかる氏が家庭でできる近視予防策を解説しています。日本眼科医会のガイドラインに基づき、「30センチ以上離す」「30分見たら20秒遠くを見る」といったルールを推奨。中でも、世界的に効果が実証されている「1日2時間の屋外活動」の重要性を強調しており、台湾では国策として導入され成果を上げています。保護者が「やめなさい」と禁止するのではなく、小さなルールを設けることや屋外へ誘うことが子どもの目の健康を守る鍵となると伝えています。
編集部のコメント
グラウンドでの練習だけでなく、日々の生活習慣やメンタルの面にも目を向けることで、子どもの成長はより加速します。
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