
【少年野球ダイジェスト】「女子選抜チーム」が野球離れに歯止めをかける、その魅力とは(’25 8/18)
本日の注目テーマは「野球の未来を担う新たな取り組み」。選手育成の視点から、競技人口減少への対策、そして夏の熱戦まで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・野球離れも無関係?女子だけの選抜チームが人気を集める理由とは
野球離れが叫ばれる中、女子野球は年々、競技人口が増加しています。その土台となっているのが、女子学童野球の選抜チーム。普段、地元の学童チームで男子に交じって活動する女子がいる一方で、「NPBガールズトーナメント」などの大きな大会に向けて結成される地区選抜チームがあり、中には普段は無所属で、直接選抜チームの門を叩く選手も増えてきているそうです。"野球の原点"を示してくれる選抜チームが、競技人口の増加に貢献する可能性を秘めていることが紹介されています。
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・甲子園常連校に増える軟式出身者、中学軟式が高校野球の未来を変える
中学軟式の全国大会「全日本少年軟式野球大会」で、作新学院中が悲願の初優勝を飾りました。増渕監督が率いる作新学院中軟式野球部では、高校野球と連携した「6か年計画」で選手を育成しています。中学生年代では、まず野球の土台となる学力や生活面での指導を重視し、人間的な成長を促すことで、高校で硬式に変わっても戸惑わずチャレンジできる精神的なタフさを養っているといいます。中学野球から高校野球への接続期を重視した育成改革は、甲子園常連校の間で新たなトレンドになりつつあります。
・"小学生の甲子園"決勝は関西対決へ!伊勢田ファイターズと長曽根ストロングスが激突
(参考:First-Pitch - 注目チーム)
47都道府県の代表が集う「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で、伊勢田ファイターズ(京都)が初の決勝進出を果たしました。準決勝では多賀少年野球クラブ(滋賀)に5対3で勝利。一方、長曽根ストロングス(大阪)もサヨナラ勝ちで決勝へと駒を進め、決勝は伊勢田と長曽根の「関西対決」となりました。伊勢田ファイターズは藤本理暉投手の好投と集中打で快勝。両チームの激戦の様子を伝えています。
編集部のひとことコラム
チームや選手の成長は、勝利という結果だけではなく、その過程にある「人間的な成長」も大切にしたいですね。
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