
【少年野球ダイジェスト】速球派を打ち崩す「ノンステップ打法」 身長138cmの技巧派が輝く理由(’25 8/17)
本日の注目テーマは「勝利を引き寄せる技術とメンタル」。監督の急逝という困難を乗り越えたチームの打撃術や、体格差を乗り越えて活躍する小さな投手の物語から、勝敗を超えた野球の奥深さをお届けします。
・亡き恩師の"秘技"が導いた勝利! 速球派投手を打ち崩す打撃術
(参考:First-Pitch - バッティング)
中学硬式野球の全国大会「ジャイアンツカップ」に出場した武蔵嵐山ボーイズは、大会前に監督が急逝するという悲劇に見舞われながらも、初戦を勝利で飾りました。勝利の要因の一つは、亡き飯野靖典監督が遺した打撃指導「バスター、ノンステップ気味」の構えでした。速球派の相手投手を想定し、タイミングが取りにくい状況でも差し込まれないように指示されたこの打撃術が見事に機能し、初回から連打で大量得点を奪う原動力となりました。指導者の教えが、選手の心の支えとなり、結果にも結びついたエピソードです。
・【無料動画あり】指導者必見!カリスマ監督が直伝「幼児野球指導」公式戦未勝チームへ授けた勝利の秘訣
・全国大会で輝いた"身長138cm右腕"! 小さな投手が示す「制球力」の本質
(参考:First-Pitch - ピッチング)
"小学生の甲子園"「高円宮賜杯 第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で、新潟の五泉フェニックスに所属する身長138cmの小林大雅投手が注目を集めました。体格で劣る中、速球とスローボールの緩急を巧みに使い分け、打たせて取る投球で相手打線と対峙しました。試合には敗れたものの、対戦相手の明石ボーイズJr.の筧裕次郎監督(元近鉄・オリックス)も「お手本のようでした」と絶賛。制球力を活かした投球術は、力任せに速い球を投げることだけが正解ではないことを教えてくれます。この活躍は、体格に恵まれない選手やその指導者にとって大きな希望となるでしょう。
・"小学生の甲子園"は8強が決定! 熾烈な戦いを制した強豪チーム
(参考:First-Pitch - 注目チーム)
全国の学童野球チームが集結する「高円宮賜杯 第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」は、3回戦が終了し、ベスト8が出揃いました。記事では、長曽根ストロングス(大阪)や多賀少年野球クラブ(滋賀)といった強豪チームが、接戦を制して勝ち進んだ様子が紹介されています。特に長曽根ストロングスは、大逆転勝利でチームの底力を見せました。どの試合も白熱した展開となり、勝つための戦略や選手たちの精神力が試される場となっています。
編集部のコメント
野球は技術だけでなく、メンタルや戦略が勝敗を左右するスポーツです。今回の記事は、困難な状況でも力を発揮する選手たちの姿や、体格に頼らない投球術など、指導者や保護者にとって多くの気づきを与えてくれます。
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