
【少年野球ダイジェスト】「逆算思考」で夢を掴む! 成長を促す保護者と指導者の“学び”(’25 8/13)
本日の注目テーマは「次世代の野球選手を育むための視点」。プロ野球選手の経験談から、常識にとらわれない指導者の熱意、そして保護者の役割まで、多角的なアプローチで紹介します。
・プロへの道は「逆算思考」 現役G左腕も実践、親子で取り組む上達のヒント
(参考:First-Pitch - 指導法)
野球講演家の年中夢球氏が、巨人・石川達也投手の少年時代を例に挙げ、プロ入りという明確な目標から逆算して練習に取り組む「考える力」の重要性を説いています。また、甲子園出場選手の親に共通する点として、野球経験がなくても積極的に情報を集め、子どもに多様な練習法を提供していたことが紹介されています。子どもが自身のプレー動画を撮影して分析したり、親子で情報を共有したりするなど、指導者だけでなく保護者も一緒に学び、考え、情報収集することが成長の鍵だと伝えています。
・【無料動画】辻正人×年中夢球|少年野球界を明るい未来へ導く「7つの提言」 怒る指導の必要性
・プロも通った道! 成長期にこそ考えたい中学軟式野球の利点
(参考:First-Pitch - 指導法)
千葉ロッテマリーンズの横山陸人投手が、中学で軟式野球を選んだ経験を語っています。彼は、成長期の身体に負担の少ない軟式球でプレーできたことが、怪我をすることなく大きく成長できた要因だと振り返っています。また、技術指導だけでなく、挨拶や人間性を育む指導を受けたことが、その後のプロ野球選手としての土台になったと強調。軟式野球が持つ身体への優しさや、人間形成を重視した指導環境が、将来の可能性を広げる選択肢の一つであることを伝えています。
・子どもの夢を叶えるために! ライバルと手を組んだ熱血指導者の挑戦
(参考:First-Pitch - 指導法)
長崎県の少年野球チーム「南長崎マリナーズ」の浦根監督が、全国大会の舞台をより多くの子どもに経験させるため、ライバルチームと合同で大会に出場した事例を紹介。異例の合同チーム結成には、ユニフォーム代など保護者の金銭的負担が課題となりましたが、「ミズノベースボールドリームカップ」の独自ルールを活用し、安価なTシャツで参加するというユニークな解決策で乗り越えました。子どもたちの野球人生を豊かにしたいという監督の熱意が、子どもたちにかけがえのない経験の場を与えることになりました。
・激闘を制した不動パイレーツ、粘りの野球で「東京二冠」達成
(参考:学童野球メディア)
第48回フィールドフォース・トーナメント決勝戦は、不動パイレーツ(目黒)がフェニックス(台東)を破り、11年ぶり2回目の優勝を飾りました。これにより、不動は全日本学童東京大会に続く「東京二冠」を達成。初回に不動がランニング本塁打で先制するも、中盤にフェニックスが追いつく手に汗握る展開でした。しかし、不動は5回に田中主将の活躍などで勝ち越し、最後まで粘り強く戦い抜いて勝利を掴みました。両チームの監督が選手たちの健闘を称え、熱戦の様子を伝えています。
編集部のコメント
熱戦の裏側には、指導者の創意工夫や子どもたちの「考える力」、そしてそれを支える保護者の存在があることに気づかされます。
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