
【少年野球ダイジェスト】「多様な指導法」が才能を開花させる。優勝シーンを予行練習する指導者の狙い(’25 8/12)
本日の注目テーマは「指導者の役割と選手の成長」です。プロ野球選手を育てた名将の哲学から、選手一人ひとりの個性を伸ばす指導法、そして全国大会の見どころまで、少年野球に関わるすべての方に役立つ情報をお届けします。
・親子で予行練習!多賀少年野球クラブ・辻監督が語る「優勝シーン」の重要性
(参考:First-Pitch - 指導法)
多賀少年野球クラブの辻正人監督は、子どもが優勝を目指すモチベーションを高めるため、優勝決定シーンの予行練習を親子で行うことを提案しています。大人が楽しんでやってみせることで、子どもたちが恥ずかしがらずに感情を表現できるようになり、より強い目標意識を持つことができると説きます。また、保護者が「ハードディスク」として練習内容を覚えておくことで、子どもの上達が早くなると強調するなど、親子で協力する指導法を提唱しています。
・【無料動画】辻正人|運動量上昇 競争心が芽生える「ボール遊び」
・なぜ?その指導法、本当に合ってる?多様な引き出しを持つことの重要性
(参考:First-Pitch - 指導法)
野球講演家の年中夢球氏が、指導者が新しい指導法を拒否しがちな現状に警鐘を鳴らしています。子どもたちの才能を最大限に引き出すためには、一人ひとりの特性に合った多様な指導法を持つことが不可欠だと強調。指導者自身に合わないと感じる理論でも、選手には効果的かもしれないという視点を持つことが重要だと説いています。常に学び続け、指導の引き出しを増やす努力をすることで、子どもたちの潜在能力を伸ばすことができると述べています。
・プロを育てた恩師の哲学。ロッテ横山陸人選手が語る中学時代の教え
(参考:First-Pitch - 指導法)
プロ野球ロッテの横山陸人選手が、中学時代の恩師である故・西尾弘幸監督とのエピソードを語っています。もともと守備位置を失っていた横山選手を、投手に転向させて才能を開花させたのが西尾監督でした。監督は「攻撃野球」を掲げながらも、ハードな体幹トレーニングを導入し、ミスをしても「取り返してこい!」と鼓舞する指導で、横山選手の負けん気を育てました。この記事は、選手の個性と可能性を見抜き、才能を伸ばす指導の重要性を教えてくれます。
・夏の激戦!ボーイズリーグ北海道大会、決勝進出を決めたのは
(参考:First-Pitch - 注目チーム)
ボーイズリーグの全国大会「東商テクノ旗争奪 第4回日本少年野球北海道大会」のレポートです。8チームが参加した大会は、日立ボーイズが準決勝で札幌豊平ボーイズを2-0で破り、先発投手の快投で決勝進出を決めました。もう一方の準決勝では、仙台育英学園秀光ボーイズが札幌手稲ボーイズを11-1で下し、圧倒的な攻撃力を見せつけました。日立と仙台育英の決勝戦に注目が集まります。
・全日本学童大会は「強豪の予選リーグ」?注目ブロックの見どころ
(参考:学童野球メディア - 大会レポート)
「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」のトーナメント左側ブロックの展望レポートです。このブロックには、大会2連覇中の新家スターズ(大阪)をはじめ、多賀少年野球クラブ(滋賀)、茎崎ファイターズ(茨城)など、過去に優勝や準優勝を経験した強豪チームが多数集結しています。ナイターの廃止など選手の健康を考慮した大会運営の変更点にも触れつつ、序盤から激戦が予想される見どころを解説しています。
編集部のコメント
選手の個性を引き出し、モチベーションを高める指導法こそが、チームと子どもの未来を拓く鍵となります。
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