【少年野球ダイジェスト】夏の成長を加速させる二つの秘訣。超スローボールと木製バットが導く打撃改革(’25 8/4)

【少年野球ダイジェスト】夏の成長を加速させる二つの秘訣。超スローボールと木製バットが導く打撃改革(’25 8/4)

本日の注目テーマは「夏場の打撃力向上」です。甲子園で活躍した元主将が語る調整法や、強豪チームが実践する木製バットでの練習法から、選手の打撃をさらにレベルアップさせるヒントをお届けします。

 

・甲子園春夏連覇の主将が伝授!夏の好調を支える「超スローボール打ち」の秘密

(参考:First-Pitch - 指導法

2012年の甲子園で春夏連覇を果たした元大阪桐蔭主将の水本弦氏が、自身の経験から夏場の打撃調整法を解説しています。その鍵は「超スローボール打ち」で、山なりの緩い球を打つことで、バッティングで最も重要な「間」を養う感覚を磨いたといいます。緩い球はごまかしが効かず、軸足に体重を乗せてスイングできているかを確認するのに効果的です。この練習は、試合数が増える夏場にスイングが小さくなりがちな選手にとって、体の軸を意識した力強いスイングを維持するための有効な手段となります。保護者や指導者は、試合前のウォームアップや打撃練習にこの調整法を取り入れることで、選手のパフォーマンス向上を促すことができるでしょう。

 

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・なぜ強打者は木製バットを使うのか?高崎中央ポニーの打撃練習に学ぶ

(参考:First-Pitch - バッティング

ポニーリーグで圧倒的な強さを誇る高崎中央ポニーの強さの秘密が明らかにされています。中学1年生の大会で木製バットが義務付けられていることを逆手に取り、これを「大学以降を見据えた基礎作りの場」として活用しています。木製バットは芯を外すと手がしびれるため、選手は自然と手打ちではなく、体全体を使ったスイングを意識するようになります。また、硬式球よりも重いソフトボールを打つ練習も取り入れることで、パワーアップを図っています。こうした練習は、単に打球を飛ばすだけでなく、バッティングの根本的な技術を身につける上で非常に効果的です。

 

編集部のコメント

技術や道具に対する工夫は、単なる練習の枠を超え、選手の成長を加速させる大きなヒントになります。

 

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