たった“3ステップ”で理想的に　大阪桐蔭元主将が伝授…操作性が向上するバットの握り方

2023.11.21

■名門で主将を務めた野球YouTuber「ミノルマン」こと廣畑実氏が解説

「バットはどのように握ればいいですか？」。これは、多くの野球少年・少女にとってシンプルかつ重要な疑問ではないだろうか。監督・コーチに教えてもらったけれど、スムーズにバットが出ていくような感覚もないし、自分に合っているのかわからない。どうすれば……。

　そんな悩みを抱える選手や保護者に向けて、高校野球の名門・大阪桐蔭で主将を務め、現在はYouTubeや野球塾で技術や知識を伝えている野球YouTuber「ミノルマン」こと廣畑実氏が、「打撃上達に導くバットの握り方」を明快にわかりやすく回答してくれる。

「どう握れば、余計な力が抜けつつ、強く触れるのか。グリップの握り方は悩みます。僕もたくさん悩んでいる人を見てきました」と視聴者に語りかける廣畑氏。

【全打者必見】3ステップで理想の“握り”へ　鍵は指への力の入れ方…名門元主将推奨のバットの持ち方

　最もポピュラーな指導法といえば、「小指側からギュッと力を入れて握っていく」というやり方だ。実際に、小指側から握る“名残”で、人差し指を立てたままバッターボックスに立つプロの打者もよく見かける。

　しかし、それで本当に自分が思い描くようにスムーズにバットを出し、パワーを発揮できるのだろうか。廣畑氏は、鉄棒にぶら下がった際の動作を例にとり、小指側から握る方法の弊害を指摘する。確かに映像をじっくり見ると、どの指に力を入れるのかの違いで、廣畑氏の前腕部分に“力み”が感じられるのがわかるはずだ。

　では、どのような握り方がお勧めなのか。「困った人は、これで行きましょう。簡単です」と言いながら、余分な力が抜けて操作性が向上する方法を伝授してくれる。たった“3ステップ”で「はい、完成です」と、確かに”簡単”なメソッドだ。

「小・中学生の皆さんでも、（この握り方に）慣れておくとバットが振りやすさが増すかもしれません」と廣畑氏。これまで試行錯誤してきた悩みも、あっという間に解決に導く可能性のある“とっておきの方法”を、ぜひ動画で確認して試してみてほしい。