
「手投げ」「肘下がり」をどう教える? 幼児・低学年の投げ方指導4つのポイント
「手投げになっている」
「投げるときに肘が下がってしまう」
「もっと体を使って、と言ってもなかなか伝わらない」
幼児や低学年の子どもに投げ方を教える中で、こうした悩みを感じたことはないでしょうか。
野球において「投げる」は、捕る・打つと並ぶ基本的な動作です。
一方で、投げる動作には、腕の使い方だけでなく、体の回転や体重移動、バランスなど、さまざまな要素が含まれています。
だからこそ、野球を始めたばかりの子どもに、完成した投球フォームをそのまま教えようとしても、なかなかうまくいかないことがあります。
では、幼い子どもには、何を、どんな順番で教えればいいのでしょうか。
「完成形」をいきなり求めない

TURNING POINTでは、新作動画シリーズ
「元・巨人アカデミー校長直伝 幼児・低学年からはじめる『投力向上・分習ドリル』」
を公開しました。
講師を務めるのは、ジャイアンツアカデミーの立ち上げに携わり、ヘッドコーチ・校長を歴任した倉俣徹さんです。
今回のシリーズで大きなポイントとなるのが、投球動作をいくつかの要素に分けて身につけていく「分習法」という考え方です。
たとえば、投げる動作がうまくできない子に、
「肘を上げて」
「足を踏み出して」
「体を回して」
「最後まで腕を振って」
と一度に伝えても、すべてを意識するのは簡単ではありません。
そこで、まずは一つの動きに絞って練習する。
それぞれの動きを身につけたうえで、最後に一連の投球動作へつなげていく。
倉俣さんは、こうした段階的な指導を実践しています。
「回転→腕→全身」と段階的に覚えていく

シリーズでは、5歳〜小学2年生を対象に、まずはボールに親しむところからスタート。
そこから、
「回転動作」
「腕の使い方」
「体重移動」
「バランス」
と、投げるために必要な要素を一つずつ学んでいきます。
たとえば「手投げ」になっている子に対して、いきなり全身を使った投球を求めるのではなく、まずは体を回して投げる感覚を身につける。
体重移動がうまくできないのであれば、その部分だけを取り出して練習する。
このように「できていない動き」を分けることで、子どもにとっても、教える大人にとっても、取り組むべきポイントが分かりやすくなります。
大切なのは、最初からきれいなフォームを完成させることではありません。
子どもの成長段階に合わせながら、投げるために必要な動きを一つずつ経験させていくこと。

では、自分の子にはどう教えればいい?
動画を見て考え方が分かっても、実際の指導現場では、
「うちの子は肘が下がるけど、何から直せばいい?」
「手投げになっている場合は、どんな練習から始める?」
「家で親子で取り組むなら何をすればいい?」
「何度教えても変わらないときは、どう伝えればいい?」
など、一人ひとり違った疑問が出てくると思います。
そこで8月31日(月)よる9時から、倉俣さんを講師に迎えた無料オンラインイベント
「幼児・低学年にどう教える?
『投げ方講座』」
を開催します。
今回の動画で紹介している「分習法」と「全習法」の考え方も踏まえながら、幼児・低学年の子どもに投げ方を教える際のポイントを、さらに掘り下げていきます。
「何を教えればいいのか」だけではなく、
「何から、どんな順番で教えるのか」
を知る。
これから野球を始める子どもの保護者の方、幼児・低学年を担当する指導者の方にとって、日々の投げ方指導を見直すきっかけになればと思います。
ぜひ動画とあわせて、8月31日の無料オンラインイベントにもご参加ください。








