高校野球で活躍するために… 小学生から“3か月ずつ”取り組む世代別練習メニュー
■全国制覇した東京・上一色中などでトレーニングコーチを務める塩多雅矢氏の練習ドリル
多くの野球ドリル動画がある中で、どこから手をつけていいかわからない――。そんな会員様のために『TURNING POINT ACADEMY』をお勧めしたい。本アカデミーでは「高校野球で活躍するための体を3ヶ月で手に入れる」をテーマに、小学校低学年・小学校高学年・中学生と3つの年代に分け、それぞれの時期に適したエクササイズを伝授していく。
今回紹介するのは、2022年に中学軟式野球で日本一を達成した東京・上一色中では、投手コーチを務めるなど首都圏中心に20校以上の中学、高校野球部をサポートする、トレーニングコーチの塩多雅矢氏の動画。だが、ドリルに入る前に講演やセミナーも多く開催する塩多氏のプログラム説明をご覧いただきたい。ゴール設定した子どもたちをどのように導いていくのかが明確になる。
練習メニューの作成に役立つ 塩多雅矢氏の指導テーマと選手に理解させたい思考
塩多氏は指導に当たり「今日もうまくなろう」という言葉をキーワードに上達を心から楽しめるようにアプローチすることを心がけている。今回、このプログラムでは、子どもが高校野球に進んだ時に活躍できるために、小学生や中学生の年代で取り組んでおかなければいけないことについて解説している。
小学生や中学生は体に柔軟性があり、様々なことを吸収しやすい。この時期にやっておかなければ「高校に向けて手遅れになるようなこともたくさんあります。実際に高校で指導していても、中学校の頃にこんなことしてればよかったのになとか、思う機会がたくさんあります」と本アカデミーのプログラム作成にこのあたりの懸念を解決する方法を盛り込んでくれた。
塩多氏のプログラムでは、週3回分を作成している。「週の中で何曜日にはこれをやる。何曜日にはこれをやる。などと決めた上で、その時間をしっかりと確保して、継続的に続けてほしい」と説明。長期間にわたって継続できることが必ず力になるという。
小学校低学年では、コーディネーショントレーニングをはじめとした情報収集の能力の感覚を磨くことの大切さや、体のバランスをコントロールすることで野球が上手になる方法に着目。中学生になったときには力やスピードを加えたものを紹介。野球の動きに繋がるような能力を伸ばしていく。
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