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【創設5年で部員約100名】子どもを変える前に、監督が変わった。城東ベースボールクラブのチームづくり【後編】

【創設5年で部員約100名】子どもを変える前に、監督が変わった。城東ベースボールクラブのチームづくり【後編】

前編では、城東ベースボールクラブが掲げる「東京一楽しく、東京一強く」という理念や、子どもたちが主体的に考える環境づくりについてご紹介しました。

前編はこちら

創設5年で約100名が集まる理由や、城東ベースボールクラブのチームづくりを紹介しています。

前編を読む ▶

しかし、このチームが最初から現在のような形だったわけではありません。

森糸法文監督自身も、指導者として悩み、試行錯誤を繰り返してきました。

その転機となったのが、2018年に出会った多賀少年野球クラブ・辻正人監督の存在だったといいます。

今回は、城東ベースボールクラブの現在につながる「変化」についてお話を伺いました。

この記事でわかること

・森糸監督が最初に変えたこと
・「明るい監督」を目指した理由
・辻監督から今も学び続けていること

子どもとの関わり方を見直したい方へ

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チーム概要

▲創設5年で約100名が所属する城東ベースボールクラブ

チーム名
城東ベースボールクラブ

創設年
2021年

部員数
約100名

活動場所
東京都江戸川区

活動日
平日(火・金)、土日、祝日
※学年によって異なる

代表者・監督
森糸 法文(もりいと・のりふみ)

プロフィール
1982年生まれ、北海道出身。2008年から少年野球の指導を始め、2021年に城東ベースボールクラブを設立。少年野球界が抱える課題を見つめ直し、「東京一楽しく、東京一強く」を掲げた新しいクラブづくりに取り組んでいる。

HP
https://joto-sports.org/

SNS
Instagramはこちら

※記載情報は2026年7月現在

最初に変えたのは、子どもではなく自分だった

▲森糸監督がまず見直したのは、子どもへの関わり方だった

森糸監督は、辻監督と出会った当時を振り返ります。

野球を教えることには自信がありました。

しかし、多賀少年野球クラブで目にしたのは、技術以上に子どもたちとの接し方でした。

子どもたちは指示を待つのではなく、自分で考えて動く。

保護者も含め、チーム全体が前向きな雰囲気に包まれていました。

「これは野球だけではない。」

そう感じた森糸監督は、まず自分自身の関わり方を見直すことから始めたそうです。

指導方法を変える前に、指導者自身が変わる。

その考え方が、現在のチームづくりの原点になっています。

「明るい監督」でありたい

▲子どもたちが前向きに挑戦できる雰囲気づくりを大切にしている

森糸監督が意識していることがあります。

それは、「明るい監督でいること」

子どもたちはもちろん、保護者も監督の表情や雰囲気を見ています。

監督が険しい顔をしていれば、グラウンド全体も自然と重たい空気になる。

だからこそ、自分から笑顔で接することを心掛けているそうです。

明るい雰囲気があるからこそ、
子どもたちは失敗を恐れず挑戦できる。
保護者も安心してチームに関われる。

そんな環境づくりを意識しています。

子どもが前向きになる声かけを学ぶ

辻正人監督が、子どもの本気を引き出す大人の関わり方をお話しします。

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辻監督から学んだのは「野球」ではなかった

▲森糸監督は今でも、辻監督から学び続けている

森糸監督は今でも、多賀少年野球クラブへ足を運び続けています。

もちろん試合を見ることもあります。

しかし、それ以上に見ているものがあります。

それが、辻監督の立ち振る舞いです。

子どもたちへの声の掛け方。

保護者との接し方。

グラウンド全体の空気づくり。

試合中だけではなく、一日を通してどのようにチームを動かしているのか。

そうした部分を毎回学んでいるそうです。

技術だけではなく、人との関わり方。

そこに、今でも多くの学びがあると話します。

理念は同じでも、城東らしいチームを目指す

▲多賀で学んだ考え方を、東京・江戸川区に合った形へ落とし込んでいる

一方で、森糸監督は「多賀少年野球クラブをそのまま真似しているわけではない」とも話します。

地域も違えば、子どもたちも違う。

保護者の環境も違う。

だからこそ、城東ベースボールクラブには城東ベースボールクラブらしい形があります。

多賀で学んだ考え方を土台にしながら、自分たちの地域、自分たちの子どもたちに合ったチームづくりを続けています。

自分のチームに合った関わり方を考える

子ども・保護者・チーム運営に悩む方へ。辻監督の実践からヒントを学べます。

辻監督の話を聞いてみる ▶

「野球を続けたい」と思える場所でありたい

▲子どもたちが長く野球を続けられる場所であることを大切にしている

森糸監督が何度も口にしていた言葉があります。

「野球を続けてもらいたい。」

勝つことだけが目的ではありません。

野球を好きになり、長く続けてもらうこと。

その結果として、子どもたちが成長し、チームも強くなっていく。

だからこそ、練習方法だけではなく、環境づくりや関わり方を大切にしています。

その積み重ねが、創設5年で約100名が集まるチームへとつながっているのかもしれません。

取材を終えて

今回の取材を通して感じたのは、森糸監督が「子どもを変える方法」ではなく、「大人がどう関わるか」を考え続けているということです。

多賀少年野球クラブで学んだ考え方をそのまま真似するのではなく、東京・江戸川区という地域に合った形へ落とし込む。

その姿勢こそが、城東ベースボールクラブらしいチームづくりにつながっていました。

7月27日(月)21:00〜開催

子どもの本気を引き出す
大人の関わり方

全国優勝3回・多賀少年野球クラブ 辻正人監督が、子どもが自ら成長する環境づくりについてお伝えします。

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前編もあわせて読む

前編では、創設5年で約100名が集まる理由や、城東ベースボールクラブが大切にしているチームづくりを紹介しています。

前編を読む ▶