今宮健太「内野守備の極意」
抜群の身体能力を活かした高い守備力と長打力ある打撃、さらにはリーグ史上最多の通算犠打数を誇る器用さも兼ね揃えた、ソフトバンク不動の遊撃レギュラー・今宮健太選手。本サービスでは、プロとしてのこだわりや意識している技術を引き出し、内野守備の極意を紐解く。さらには、これまでの野球人生を振り返り、子どもたちに向けたメッセージを伝える。
▼こんな悩みや課題を持つ人におすすめ
ボールの握り替えが苦手/プロ野球選手がどんなグラブの使い方をしているか知りたい/守備の一歩目のスタートがうまく切れない/プロ野球選手がどんな少年時代を過ごしていたか知りたい/集中力を持続させるのが苦手/子どもの進路に悩んでいる
□プロフィール 今宮健太(いまみや・けんた)。1991年7月15日、大分県別府市生まれ。小学1年のとき、父が監督を務める軟式のチームで野球を始める。明豊中時代に、第23回全日本少年軟式野球大会に出場。明豊高ではレギュラーとして、3度の甲子園出場。2009年に、ソフトバンクからドラフト1位指名を受け入団。2011年の1軍初出場後は主に守備固めとして起用されながら、バットでも徐々にアピールを重ねる。2013年には142試合に出場し、自身初のゴールデン・グラブ賞を獲得(2017年まで5年連続)。以降はショートのレギュラーとしてチームを牽引している。これまでの主なタイトルは、ベストナイン2回、ゴールデン・グラブ賞5回。抜群に広い守備範囲に、遠投120メートルを誇る強肩を活かした高い守備力が特徴。送りバントの名手でもあり、2021年にはパ・リーグ新記録となる通算306犠打を達成している。