TURNING POINTは参考書でもあって問題集「我々もアップデートしていかないと」

TURNING POINTは参考書でもあって問題集「我々もアップデートしていかないと」

 指導者としてのスキルを上げるためTURNING POINTに加入した。地元・大分県国東に戻り“野球発展”に力を注ぐのが島岡和宏さん。中学硬式野球「国東リトルシニア」でコーチを務め、子どもたちに最新の理論、技術を届けるため勉強の毎日だという。

 

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――TURNING POINTを知ったきっかけは?

 

 サラリーマンをやっていて、各地転々して国東に返ってきました。その時に中学の硬式野球部ができた。チームの指導者の方と話をする中でターニングポイントを知りました。

 

――指導者としてのスキルアップが目的

 

 情報が自由に取れる時代。そのなかで昔、教わっていた指導はかなり変わっている。自分がやりながら感じていた。我々もアップデートしていかないといけない。そのなかで物差しが欲しかった。練習の過程は全国各地、色々なやり方がある。子どもたちが答えを導いてくれるようになればと思いました。

 

 

――利用方法は?

 

 インプットして、練習で伝える。食べ物もサプリメントなど今の時代は恵まれている。僕も今の時代に生まれたかったですね(笑)。自分がこの時期に教わる立場なら、どんな風になっていたか? 知識をインプットしていきたい。自分なりにかみ砕いて子どもたちに伝えていく。TURNING POINTは参考書でもあって、問題集でもあります。

 

――色んな理論があるなかで指導者としての考えは変わりましたか?

 

 バント一つにしても、打ち方や体の使い方。そんなこと意識してやるんだ!っと思いました。子どもたちと話してやってみると理にかなっている。一つ一つの階段を上がればいい。積み重ねることが上手くなるのに手っ取り早い。本当にTURNING POINTに出会ったときはびっくりしました。

 

――驚きとは?

 

 一つのカテゴリーのなかでもこんだけ枝分かれしている。自分のなかで衝撃でしたね。元プロ野球選手も出ていて。平野謙さん(元西武)のバント技術もすごい。練習さえすれば絶対に上手くなると口うるさく言っていたが、どうやって上手くなるか…。伝え方は難しかったです。でも、TURNING POINTの動画を視聴して『これだ!』と。何回も見て疑問点、問題点を繰り返してみた。

 

 

――チームは8月の日本選手権に出場

 

 創部2年目でやってくれました。スタートの時から上の世代と戦ってきたので。これまで負け続けてきましたが、ようやく結果が出た。関東のチームは体の大きさが違ったが、高校になれば自然と追いつく。子どもたちには慌てなくてもいいと。高校野球で華を咲かせてくれるように指導しています。

 

■無料会員から有料会員へ「ダメだったら脱会すればいい。でも、思っていた以上の内容」

 

――情報をインプットしてチームに還元、変化は見られましたか?

 

 バントが上手くなり、キャッチボールへの意識も変わった。キャッチボールは野球の全てが詰まっている。もっと真剣にやってみようと。一つ一つの動作をしっかり考えながら。少しづつだが、上手になってきた。大事なのは分かっているが、子どもたちは重要性を理解できなかった。キャッチボールはウォーミングアップじゃない。スローイング、キャッチング、足を使う。全てが大事な部分だと。

 

 

――その他にどの動画が参考になりました?

 

 大阪桐蔭出身のミノルマン、水本弦さん、生島峰至さんは特に視聴しています。守備の足の使い方は実際に取り入れました。1回だけじゃなく何度も見てますね。月間ターニングポイントのテキストもあるので、ダウンロードもしてチームに持っていく。常に持ち歩いています。チェック項目もあるので参考になる。

 

――子どもたちの反応は?

 

 やっぱり素直。昔の言い方と違って、伝えたことに対して反応してくれるようになった。会話のキャッチボールが楽しくなった。

 

――無料会員から有料会員への移行に戸惑いはありましたか?

 

 すぐに有料会員に登録しました。投資すれば逃げられない(笑)。時は金なりじゃないですが。出会う前は指導者向けのYouTube見るのが好きでしたが、指導の裾を広げるためにためらいはなかった。ダメだったら脱会すればいい。でも、思っていた以上の内容がありました。

 

――金額以上に納得できる情報が詰まっている?

 

 一つの動画がそこまで長くなくて、集中して見られる。何度でも繰り返してみる。我々にとっては、知らなかったことを教えてくれる。それに全国の指導者の方々とコミュニケーションを取れているように思えます。あとは年代別のカテゴリーで分かれているのが嬉しい。今まではこういったコンテンツはなかった。いい意味で変人の集まりですよね(笑)。ジュニア世代のレベルを上げていく一つのきっかけ。出会ってしまったことに感謝しかないです

 

――今後、どのように利用していきたいか?

 

 自分のスキルアップ、時代の変化とともにアップデート。もっと幅を広げたい。今でも大げさに言えば天と地がひっくり返るぐらい変わりました。知識がついたことで自信を持って指導できるようになりました。

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