小学生のパパコーチが指導者として「TURNING POINT」をスキルアップ活用
子どもに野球を教えるために必要な知識はどこから習得すればいいのか……。インターネット、YouTubeなど情報が溢れるなか、何を信じればいいのか分からない。その“答え”を見つけるためTURNING POINTに加入し、多くの引き出しを得たパパコーチが存在する。京都・宇治市在住で小学6年生の長男を指導する、峠健太郎さんに活用法を聞いた。
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――TURNING POINTを知ったきっかけは?
辻正人監督(多賀少年野球クラブ)のインスタグラムを見た時に初めて知りました。ライブ配信の告知を見て、面白そうなイベントをやるなと。実績ある様々な指導者の方が出演する。そのイベントを開催しているのがTURNING POINTで、本当に最近になって存在を知りました。
――なぜ、利用するようになったのか?
もちろん、息子のためでもあるのですが、私は中学までしか野球経験がありませんでした。息子のチームでコーチとして指導するうえで野球の引き出しがどうしても少ない。息子以外にも預かる子どもがいるなかで、指導者が質問に応えられないと信頼されない。私自身のスキルアップも目的ですね。
――動画を見て得るものはありましたか?
指導の引き出しが増えた実感はあります。(子どもたちを見る)チェックポイントが増えたのは本当にありがたいです。全員が同じスイング、投げ方をするわけではないので、個々によって伝わり方も違います。感覚的な伝え方ではなく、理由があるので子どもたちも納得するのではないでしょうか。
――1000を超える動画のなかで気になった指導動画は?
最近は井戸伸年さん(関メディベースボール学院総監督)、生島峰至さん(元大阪桐蔭、BT野球スクール代表)をよく視聴しています。井戸さんの打撃は構えが大事という動画は分かりやすくて、子どもたちにも好評でした。生島さんはゴロ捕球の部分で『なるほどなぁ』と関心することばかりでした。TURNING POINTに出演している指導者さんはしっかりとした理由、理論がありますね。
■有料会員への迷いは「多少ありました」も、使用すると「お金をかける価値がある」
――無料会員から有料会員になる時に迷いはありましたか?
多少はありました(笑)。何が後押ししたのか? 私のなかで、子どもの1か月は大人の1年と思っています。成長できる時間は刻一刻と過ぎていく。結果が出ないことが失敗ではないですが、ヒントもなく学ぶものがなければ辞めればいいと思っていました。ですが、中身を拝見してお金をかける価値はあると思いました。ありがたいコンテンツばかりで勉強させてもらっています。
――有料会員になってから4か月が経ちました、現状は?
いい意味で深すぎます。情報量が多い。正直、もっと(動画が)少ないと思っていましたが、想像以上に凄かったですね。10分~15分の動画もあるので仕事の休憩時間に見ることも可能ですね。
――TURNING POINTを利用する頻度は?
土日、祝日はチームの野球があるのですが、ほぼ毎日です。PC、携帯、タブレットから手軽に見ることができるので助かります。
――峠さんが指導者として大事にしていることは?
まずはケガをさせないことですね。心技体と言われますが、体の部分でケガをしてしまうと技術も心もない。優しく『よしよし』ではなく、こういう投げ方、打ち方をしていると危ないから辞めようと言えることが大切ですよね。僕自身は口うるさく、細かく言うほうですね(笑)。
――長男にはどのような野球人生を送ってほしいか?
野球を始めた頃はルールも知らなくて。初出場は三塁走者の代走で打った瞬間にレフトの定位置に向かって走っていった(笑)。でも、その後は遊びでも野球ばかりで、楽しんでやっています。私から将来のことは言いません。今を楽しんでもらうことが最優先だと思っています。これから中学、高校と野球を続ければ、厳しい競争になります。沢山の理不尽も出てきますが、それに負けない人間になってほしい。野球はチームスポーツ。1人じゃないので人に頼る、ミスは周りでカバーする。野球を通じて社会勉強をしてくれればいいですね。