
【実例】少年野球の指導が一番難しい。30代パパコーチを救った「言葉に頼らない」ドリル中心の指導法
「教えるにあたって、自分の独学だけじゃ子どもたち全員を正解に導けない」。自身の指導の引き出しを増やすためTURNING POINTの有料会員になった。今回は兵庫県丹波市で学童野球のコーチを務める廣瀬一也さん(33)にインタビューを決行。自身の野球経験と、子どもへの伝え方のギャップに悩む中で見つけた「ドリルを通じた指導」のメリットや、技術以上に大切にしている子どもとの向き合い方について赤裸々に語ってくれた。
ーーチームとの関わり方・ご自身の野球歴
今、自分の子どもが新6年生、新4年生、新3年生と3人チームにいます。私自身がチームに入ったのは2年前、一番上の子が4年生の時でした。それと同時に、自分も高校まで野球をやっていたこともあり「一緒に指導者をやってください」とお声がけいただき、親コーチとして背番号28番をつけてベンチに入っています。 出身も丹波市で、高校だけは京都・福知山の学校に通っていましたが、基本的にはずっと地元で野球をしてきました。
ーーターニングポイントを知ったきっかけ
1年ほど前、Instagramで「年中夢球」さんの発信を拝見していて、そこからターニングポイントの存在を知りました。それが一番最初のきっかけですね。
ーー有料会員になった時期、理由
1年ほど前になります。教えるにあたって、色々自分で考えたりもしていたんですが、やっぱり「自分の独学だけじゃ、全員の子どもを正解に導けない」と思ったんです。どの子にどの指導が当てはまるか、少しでも引き出しが多いほうがいい。いろんな人の声を聞いて、試していきたかったので、それに対してはお金を払う価値が十分にあると思い、エリートコースに入会しました。
ーー低学年・少年野球への指導の悩み
高校まで野球をやっていましたが、正直「少年野球の指導が一番難しい」と思っています。子どもたちはそれぞれ個性が違いますし、中高生になればある程度土台ができて言ったことも理解してくれますが、小学生には言葉だけで伝えるのが本当に難しいんです。 だからこそ、「こういうドリルをやれば自然に形が覚えられる」という練習方法がたくさんあるのが、ターニングポイントさんの大きな強みだと感じて惹かれました。

ーー参考になった指導者やドリル
技術的なところで言うと、菊池タクトさんや生島峰至さん、ミノルマンさんなどの動画をよく見ています。私は「守備からリズムを作りたい」と考えるタイプなので、特に守備の動画を中心に見ますね。 例えば生島さんの動画で、かかとをつけて、つま先を上げて捕球するドリルがあるんですが、あの体勢がすごく理にかなっているなと。昔は「左足の前で捕れ」とよく言われましたが、今は自然な形で捕球するためのドリルがたくさん紹介されているので、右から左への体重移動の練習などをメインで取り入れています。
ーー自身の指導は変化しましたか?
一番上の長男のメンタルがすごく変わりました。4年生の頃はよく泣いていて、同級生が辞めてしまったり、試合が少なかったりもしたんですが、6年生でキャプテンになる前の年末くらいから、急にスイッチが入ったんです。 先日も、相手が6年生8人のチームと試合をする前に「どっちの相手に投げたい?」と聞いたら、「俺は6年生8人のチームを相手に自分を試したい」と自ら言ってくれました。 技術的なドリルももちろんですが、本間(年中夢球)さんのメンタル指導や、親としての「子どもへの向き合い方」を学べた成果が一番大きいと感じています。技術云々よりも、子どもに向き合う姿勢が変わったことが、私の中での一番の収穫ですね。
※取材:2026年3月








